シューティングゲーム好きよ、今こそゲーセンへ!(東京・神奈川のゲーセン紹介)
今回はゲーセン、ゲームセンターについてです。最近はUFOキャッチャーに代表されるプライズ(景品)マシンだらけになってしまった印象がありますが、まだまだ元気にがんばっているゲーセンもあります。そんなゲーセンへの応援の意味も込めて、東京・神奈川中心に自分の好きなシューティングゲームが楽しめるお店を紹介してみます。稼動しているゲームは2019/9/22前後の情報として参考までに。楽しく遊べるお店、まだまだあるんですよ!
ゲーセンミカド
高田馬場、池袋の2店があります。「レトロゲーマーの聖地」的な扱いでテレビ局の取材があったり、海外からの観光客が多いのが高田馬場、元々あった別の店舗からミカドに経営が変わり、改装して昨年新規オープンしたのが池袋です。YouTubeでの大会配信や色々なコラボ企画等、イベント開催が多く盛り上げ方もうまいため、ファンの多いゲーセンです(自分も含め)。レトロ系シューティングの攻略をする際、YouTubeで検索するとこのお店の攻略動画がヒットすることが多く、とても参考になります。
高田馬場ミカド:
1Fにシューティングやアクション、2Fは格闘ゲームメインでシューティングもたくさん。イベント等にあわせてゲームの入れ替わりが多いお店なので以下参考までに。
1F: 雷電シリーズ、ストライカーズ1945シリーズ、達人王、マクロス、雷龍2、エリア88、バイパーフェイズワン、19XX、バース、ダライアス外伝など
2F: グラディウスシリーズ、パロディウスシリーズ、ソニックウィングスシリーズ、戦国ブレード、ブレイジングスター、オペレーションラグナロク、怒首領蜂・魂/大往生、ぐわんげ、エスプレイド、カラスなど
大型筐体でダライアス、ダライアス2、ダライアスバースト、スターブレード、メタルホーク
山手線の高田馬場駅からお店が見えます。駅からかなり近くて便利です。その他、デイトナUSA、アウトラン2等の大型筐体レースゲーム、マイケルジャクソン ムーンウォーカーやスターウォーズ、各種音ゲーも多数。
池袋ミカド:
1Fはプライズマシン、大型筐体、音ゲー、ガンダムなど。2Fは格ゲーメインで奥にシューティングの列あり。地下1Fは「ジェネリック新橋」エリア、上海、麻雀、コラムス、ペンゴ等サラリーマンの憩いの場感がすごい(かなり好き)。
B1:レイフォース、怒首領蜂、19XX、戦国ブレード、雷電DX
1F:テラクレスタ、セクションZ
2F:ダライアス外伝、デススマイルズ、達人王、ケツイ、怒首領蜂大往生(たぶんBL)、トライゴン、縦画面ネシカ(斑鳩、雷電Ⅳ、クリムゾンクローバー、HOMURAあたり?)など
お店の入り口前にある大型筐体のアフターバーナークライマックス、地下のゼロチーム、たくさん並んだ上海もおすすめ
秋葉原Hey
2Fがプライズ、音ゲー、シューティングのフロアで、3Fが格ゲー(バーチャロンもあります)。秋葉原で一番シューティングゲームが遊べるところではないでしょうか。ケイブ系はほとんどあって、順番待ちになっていることも珍しくないにぎわいです。
タイトー系列ということもあって、レイシリーズやダライアスも揃っています(Gダラやレイクライシスもあります)。今もナイトストライカーやギャラクティックストームが遊べる貴重なお店でもあります。他にもプロギアの嵐、蒼穹愚連隊、レイディアントシルバーガンなどなど、彩京シューもたくさんあります。イベント等で秋葉原に出かける際に一緒に寄ってみるのもよろしいかと。
新宿 プレイランドカーニバル
新宿はゲーセンの多い街で、今もアルタ裏のスポラン、西口のセガ、SPOT21、南口のタイステ等、歩いているとあちこちにゲーセンを見かけます。とはいえシューティングを置いている店は少なく、先に挙げたお店もあって1台ぐらいです。カーニバルは歌舞伎町で長く続いている大きなゲーセンで、立地が良いため近くの映画館や待ち合わせ等の時間調整にちょうどいいです。2Fにストライカーズ1945やガンバードのIとIIの2in1、パロディウスやタンクフォースなどがあります。その他にもタイピングオブザデッドなんかもあります。
ウェアハウス川崎
個人的に近いこともあって、最近のお気に入り。香港の九龍城をイメージしたすごいビジュアルのお店(ビル)で、店内を利用した謎解きイベントも行われています。今年に入ってからシューティング関連が整理されて、3Fに東亜プラン作品がほとんど揃っています。最新の稼動状況はツイッターにて告知されています。スラップファイト、フーピーあたりはここ以外ではなかなか遊べないのでは。グラディウス、パロディウス、雷電シリーズなどもかなり揃っている上に、連射や音量調節等も整備されており、遊びやすい環境が整っています。しかも1プレイ50円。フロアに何か所かソファが設置してあったり、漫画喫茶のフロアもあったりで、わりとマジメに住めてしまいそうな快適さです。JR川崎駅、京急川崎駅どちらからも徒歩圏内ですがJRの方が気持ち近いです。いずれにせよ少し歩くので、初めて行く場合は事前にスマホ等で地図のご確認を。
メガレイジ
溝の口(川崎市)にある、比較的最近リニューアルされたタイトー系列のゲーセン。3Fにバー&イベントスペースがありゲームのイベントにも使われています。アパレル系のグッズが売られていて、ダライアスのTシャツとかインベーダーのバッグなんかも買うことができます。ここの3Fは地味にレトロ系のゲームが増えていて、レイフォース、ストライカーズ1945、むしひめさま、その他に源平討魔伝、スプラッターハウスなんかも置いてあります。
終わりに
上記に挙げたゲーセンの多くが、シューティングに「連射装置」を付けてくれています。当時は手連でやっていて倒せなかったボスも、連射付きなら意外とあっさり…なんてこともあるので、ブランクがあって腕がなまっていると心配の方や、初めてプレイする方でも、とりあえずやってみるとわりと進める(1面でよく分からないまま終わりではなく、2,3面までは遊べる)ものが多いと思います。
また、この手のゲーセンって、よく「他の人に自分のヘタなプレイを見られるのが嫌だ」という意見も見るのですが、みんな他人のプレイなんてほとんど見てないので、気にしなくて大丈夫です(自分も最初そう思っていたので)。今時はいわゆるギャラリーの方も目が肥えているので、ある程度終盤の面まで進んでいるのを見掛けて初めて、「おっ、この人うまいかも?」ってぐらいかと。まして、ゲームは見ていてもプレイヤーが誰だったかなんていちいち気にしていません。目の前に面白そうなゲームがあればどんどんチャレンジした方が楽しいですよ。撤去されたり、ゲーセンそのものが無くなってしまっては元も子もないですからね。
10月から消費税が上がり、1プレイ100円のゲーセンは値上げはできないものの税金は持っていかれるという板挟みに苦しんでいると思われます。シューティングゲームは上達すればするほど1プレイの時間が長くなってしまうので、上達したら新しいゲームの攻略に挑んだり、プライズコーナーで景品を取るのに少しお金を使ったりするなどして、プレイヤー側もお気に入りのお店に何らかの形で貢献していけると良いのかなと思っています。お店とプレイヤーで、楽しめる環境をできるだけ長く維持していきたいものですね。