蒸気な日常

PCゲーム(Steam)を中心に、映画、小説などの感想もつらつらと。

Steamでおすすめしたい良作5本(2019年10月版)

steamで毎年恒例のハロウィンセールが始まっています。ここからオータムセールや年末年始のホリデーセールへと大型セールが何度か続くと思われます。そこで今回はセールで狙い目と思われる、リリースから1年以上経過しているゲームから自分が遊んで楽しかったものを紹介してみようと思います。
ちなみに、steamのサイトを見るとハロウィンセールってホラーゲームばかりですが、他にも多くのゲームが値引きされています。

Home Sheep Home

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ひつじのショーン
海外のクレイアニメひつじのショーン」のパズルゲームです。このゲーム、発売は2014年なんですが、この冬公開の映画に合わせてアップデートが行われています。ハロウィンセールでは値引きは無いようですが、そのうちセール対象にもなるかと。
内容は3頭の羊を切り替えながら操作してゴールを目指すシンプルなもの。癒し系のようで、きっちり考えて正確に操作しないとクリアできないところもあり、なかなか工夫があって楽しいです。
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それぞれジャンプして渡ればいいのか、簡単簡単!
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あいつ、なんてことを!

The Red Strings Club ★ハロウィンセールで50%オフ

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落ちついたBGMとバーの雰囲気が洒落た作品
バーのバーテンダーになって客にお酒を出すゲーム……というと「VA-11 Hall-A」というゲームがありますが(これも良作です)、向こうが登場人物1人1人に焦点をあてて掘り下げていくのに対して、こちらはプレイヤーの良心や、倫理観のようなものが問われる重めの内容です。三択の選択肢1つにあれやこれやと何分も悩んでしまうぐらい。ゲームの方から矛盾を指摘されてあっと言わされることも。
非常によく練られたストーリーや会話の数々で、ゲームだからこそ表現できることを体験させてくれる作品。日本語訳も秀逸です。
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カクテルの調合は繊細な操作が必要かも


Old School Musical
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曲もちゃんとそれっぽいのが楽しい
シンプルな音ゲー、リズムゲー。「old school」は「古き良き」のような意味合いで、昔のヒット作を題材にしたステージが沢山現れ、曲もどこか元ネタがあるようなないような感じでとても楽しいです。
ちょっと珍しいのは、音ゲーなのにちゃんとストーリーがあってエンディングがあるところで、しかもいい話。各ステージ、初見でも何とかクリアできてしまうぐらいの難易度なので、ぐいぐい進められるのも心地よいです。もちろん音ゲーらしく、難易度を変えて(上げて)何度もトライするような遊び方もできます。
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音ゲーに集中すると背景で何が起きているのか見れないもどかしさ

Scanner Sombre ★ハロウィンセールで80%オフ

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スキャナーで暗闇をスキャンすると周囲が浮かび上がる
ここまでとは趣向を変えて3DアドベンチャーVR対応で、VRでやったらすごそうなんですが自分は普通のディスプレイでのプレイです。
洞窟の中で目覚めた主人公が記憶を取り戻しながら出口を目指す、というのが大まかな粗筋ですが、とにかくこの真っ暗な洞窟の中をスキャナーで照らして進むという感覚が没入感があって面白い。ホラー的な要素やアクション的な要素は少な目で、歩き回って謎を解いて進んでいくため、難易度も高くないです。ボリュームも自分は3時間程度でクリアでき、飽きてしまう前にまとめられているのも好印象でした。

Luckslinger

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この武骨さがいい
最後は西部劇風のこちら。個人的にすごい好きなゲームなんですが、全然知名度が無いので是非とも知られて欲しい。steamにはよくある2D横スクロールアクションで、思い切りデフォルメしたドット絵と雰囲気たっぷりのBGMが特徴。日本語は未対応(全編英語)なので、プレイヤーを選ぶところはありそうです。
タイトルはgunslinger(銃の名手)のgunをluck(幸運)に変えたもので、主人公には幸運を呼び寄せる能力があります。これを使うと敵の銃弾が逸れたり、穴に落ちるはずが急に足場ができたり、いろいろなことが起こせて、これをうまく使うのが攻略のポイント。
各面ごとに賞金首を捕まえるが殺す(デッド・オア・アライブ)のが目的で、捕まえた賞金首は拠点の町の牢屋につながれたりします。更に誰を生かしたかによって、最終面の展開がマルチエンドに変わるようで(自分も1つしか見れてない)、なかなか攻略のしがいがあります。


そんなところで、セール前の土日にこのエントリを書き始めたのですが、5本のうち2本しかセール対象にならなかったのはちょっと誤算でした。今回値引きの無いものはウィッシュリストに入れておいて次のセールを待つのも良いと思います。